【管理 栄養士 監修】たまごのカロリーや栄養、料理について栄養コンシェルジュがご紹介

11月5日が《いいたまごの日》となるのはなぜ?

『いいたまご(いい→11、たまご→5)』という語呂合わせから11月5日を《いいたまごの日》と制定したようです。

卵料理には以下のように様々な料理があります☆

生:卵かけご飯など
蒸:茶碗蒸し、卵豆腐など
茹:ゆで卵など
煮:煮卵、かきたま汁など
焼:卵焼き、オムレツ、目玉焼きなど
炒:チャーハン、チャンプルなど
揚:卵フライなど

この季節であれば、卵雑炊であったまりたいですね☆

卵雑炊,卵料理,玉子料理

また、静岡県の郷土料理には「たまごふわふわ」という料理があります。

農林水産省のホームページ、うちの郷土料理によると、

「たまごふわふわ」は江戸時代に袋井宿で提供されていた料理で、袋井市観光協会が地元の新名物にと再現・復活させたもの。江戸時代の文献「仙台下向日記」によると、袋井宿の大田脇本陣で宿泊客の朝食に出されたという。材料は、たまごとだし汁だけで、「ふわっ」と仕上げた風味豊かな泡のようなふんわりとした食感が楽しめる。

とのことです。

皆さんも静岡県袋井市を訪れた際にはぜひ一度ご賞味ください☆ 

たまごにはビタミンAやビタミンDが豊富!

たまご100gに含まれるカロリーと三大栄養素は以下の通りです。

カロリー:142kcal
たんぱく質:12.2g
脂質:10.2g
炭水化物:0.4g

 

このように卵はたんぱく質(身体を作る材料となる)を豊富に含んでいる食品です。

たまご以外にも魚(アジサバなど)や肉類(牛肉やハムなど)、豆腐にもたんぱく質は多く含まれています。

たんぱく質が多い食品(100gあたり)、玉子をとうふ・たこ・ハムと比較、卵12.2g・豆腐7.0g・タコ16.4g・ハム18.6g

また卵はビタミンA(粘膜や皮膚を保つ役割や視覚を維持する働きを持つ)ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける働きがある)を豊富に含んでいる食品です。

 

そこで20代女性がたまご100gを食べた場合に1日に必要なビタミンやミネラルをどのぐらい摂取できるのかまとめてみました。

卵の栄養(ミネラル)ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 鉄(月経なし) 鉄(月経あり) 亜鉛 銅 マンガン ヨウ素 セレン クロム モリブデン
玉子の栄養(ビタミン)ビタミンA ビタミンD ビタミンE ビタミンK ビタミンB1 ビタミンB2 ナイアシン ビタミンB6 ビタミンB12 葉酸 パントテン酸 ビオチン ビタミンC

充足率
たまご100g食べた場合に20代女性が1日に必要な各栄養素をどの程度摂取できるかを示した割合。

*1 推定平均必要量:ナトリウム
*2 推奨量:カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、モリブデン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC
*3 目安量:カリウム、リン、マンガン、クロム、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、パントテン酸、ビオチン

日本食品標準成分表2020年版(八訂)、日本人の食事摂取基準(2020年版)から計算。

卵の栄養成分

たまごはカテゴリー2Dに分類されます!

たまごは食品カテゴリーマップの分類ではカテゴリー2Dとなります!

たんぱく質や脂質を含むところがカテゴリー2の特徴です。

たまご以外にも鶏モモ肉や鶏むね肉もカテゴリー2Dに分類されます。

たまご,カテゴリー2,たんぱく質,脂質

たまごを使った卵焼きや卵雑炊を食べて、たんぱく質を美味しく摂取しましょう☆

また、カテゴリー2のたまごだけでなく、カテゴリー1のおむすびやパン、カテゴリー3の野菜やきのこを食べて、毎食カテゴリー1・2・3が揃うようにしましょう☆

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土肥慎司

一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会

土肥慎司

ヘルスケア会社に勤務し、健康管理に関するシステムや商品の開発に携わり、
また専門学校にて栄養学の講師を担当。
その傍ら、スポーツ選手や保護者、スポーツ関係者への栄養セミナー、栄養サポートを展開。
自身も高校まで野球をしていた経験から、選手目線での提案を心掛け、
栄養士が考える100 点の食事を押し付けるのではなく、
選手や家族、チームのライフスタイルを踏まえたうえでのアドバイスに取り組んでいる。

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