【管理 栄養士 監修】ハムの栄養|5分でわかる栄養コンシェルジュとハムの日に知る健康プチ情報

8月6日が《ハムの日》となるのはなぜ?

『ハム(ハ→8、ム→6)』という語呂合わせから8月6日を《ハムの日》と制定したようです。

ハムはハムカツやハムエッグ、ハムステーキ、ハムサンドなどに使われて幅広く食べられていますね☆

ハムカツを箸で持つ

ハムにはたんぱく質やビタミンB1、ナイアシンが豊富!

ロースハム100gに含まれるカロリーと三大栄養素は以下の通りです。

カロリー:211kcal
たんぱく質:18.6g
脂質:14.5g
炭水化物:2.0g

 

このようにハムにはたんぱく質が豊富に含まれています。

ハム以外にも大豆製品(豆腐や納豆など)や魚介類(タコやイカなど)、魚(アジサバなど)にもたんぱく質は多く含まれています。

たんぱく質が多い食品(100gあたり)、ハムを納豆・たこ・鯖と比較、ハム18.6g・納豆16.5g・蛸16.4g・さば20.6g

またハムはビタミンB1(糖質をエネルギーに変換させる働きがある)ナイアシン(三大栄養素がエネルギーに変換することを助ける働きを持つ)も豊富に含んでいる食品です。

 

そこで20代女性がロースハム100gを食べた場合に1日に必要なビタミンやミネラルをどのぐらい摂取できるのかまとめてみました。

ハムの栄養(ミネラル)ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 鉄(月経なし) 鉄(月経あり) 亜鉛 銅 マンガン ヨウ素 セレン クロム モリブデン
ハムの栄養(ビタミン)ビタミンA ビタミンD ビタミンE ビタミンK ビタミンB1 ビタミンB2 ナイアシン ビタミンB6 ビタミンB12 葉酸 パントテン酸 ビオチン ビタミンC

充足率
ロースハム100g食べた場合に20代女性が1日に必要な各栄養素をどの程度摂取できるかを示した割合。

*1 推定平均必要量:ナトリウム
*2 推奨量:カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、モリブデン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC
*3 目安量:カリウム、リン、マンガン、クロム、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、パントテン酸、ビオチン

日本食品標準成分表2020年版(八訂)、日本人の食事摂取基準(2020年版)から計算。

ハムの栄養成分

ハムはカテゴリー2Eに分類されます!

ハムは食品カテゴリーマップの分類ではカテゴリー2Eとなります!

たんぱく質や脂質を含むところがカテゴリー2の特徴です。

ハム以外にも豚肉や牛肉、ウインナーもカテゴリー2Eに分類されます。

ハムは食品カテゴリーマップのカテゴリー2に分類、カテゴリー2はたんぱく質と脂質を含む食品が該当

ハムを使ったハムカツやハムサンドを食べて、たんぱく質やビタミンB1を摂取しましょう☆

また、カテゴリー2のハムだけでなく、カテゴリー1のおむすびやパン、カテゴリー3の野菜やきのこを食べて、毎食カテゴリー1・2・3が揃うようにしましょう☆

土肥慎司

一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会

土肥慎司

ヘルスケア会社に勤務し、健康管理に関するシステムや商品の開発に携わり、
また専門学校にて栄養学の講師を担当。
その傍ら、スポーツ選手や保護者、スポーツ関係者への栄養セミナー、栄養サポートを展開。
自身も高校まで野球をしていた経験から、選手目線での提案を心掛け、
栄養士が考える100 点の食事を押し付けるのではなく、
選手や家族、チームのライフスタイルを踏まえたうえでのアドバイスに取り組んでいる。

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