食品カテゴリーマップ®「カテゴリー2番」= 主菜グループ!
肉・魚・卵・大豆製品など、たんぱく質と脂質が主成分の食品です。
✔ 筋肉や臓器など体をつくる材料
✔ ホルモンや免疫の働きにも関与
✔ 脂質の種類や量に注意しないと肥満リスクも…
👉 日本栄養コンシェルジュ協会が開発した唯一の公式ツール「食品カテゴリーマップ®」を使って、主菜の“正しい選び方”を一緒に考えてみましょう。
食品カテゴリーマップ®は、一般社団法人 日本栄養コンシェルジュ協会が開発した唯一の公式ツールです。
食品を「最も多く含まれる栄養成分」によって7つのカテゴリーに整理し、難しい栄養学をシンプルに理解できるよう設計されています。
教育機関・医療機関・スポーツの現場でも導入されており、栄養学を“見てわかる形”にした信頼性の高いツールとして広く活用されています。
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カテゴリー2には、肉・魚・卵・大豆製品といった、たんぱく質と脂質を多く含む食品が分類されます。
「主菜」とは、食卓の中心となり、体をつくるための大切な栄養素を供給する食品のこと。
カテゴリー2はその主菜にあたり、成長・代謝・健康維持に欠かせない存在です。
カテゴリー2の食品は、あらゆる世代にとって「体を動かすための基盤」だけでなく「体そのものをつくる材料」として欠かせません。
☑ 成長に必要(子ども・学生)
筋肉や骨、血液など、成長期に必要なたんぱく質の供給源です。
☑ 活動や代謝を支える(大人・アスリート)
トレーニングで損傷した筋肉の修復や、基礎代謝の維持に不可欠です。脂質は持久力やホルモン生成にも関与します。
☑ 健康維持と免疫(高齢者)
高齢者は筋肉量の減少(サルコペニア)が課題。消化吸収の良いたんぱく質食品を適量摂ることが健康寿命を延ばすカギになります。
☑ 食事バランスの中心(すべての世代に共通)
主菜(カテゴリー2)をベースに、副菜(カテゴリー3)や主食(カテゴリー1)を組み合わせることで、理想的なバランス食に。
食品カテゴリーマップ® の「カテゴリー2番」は、脂質の種類や含有量によってA~Eに分類されます。
A:脂質が少ない、植物性脂質(例:枝豆、豆乳、豆腐など大豆製品)
B:脂質が少ない、魚介類性脂質(例:イカ、タコ、エビ、貝類、魚卵など)
C:脂質量中~多い、魚介類性脂質(例:魚類、魚の練り製品など)
D:脂質量少~多い、動物性脂質(例:とり類、とり卵など)
E:脂質量中~多い、動物性脂質(例:豚、牛、ベーコン、ソーセージなど肉類)
👉 Eに近づくほどエネルギーが高く、太りやすい脂質を含む傾向がありますが、必ずしも「悪い」というわけではありません。
運動量や体質に合わせて選び分けることが重要です。
・主菜になるので毎食必ず取り入れる
・運動後は脂質の少ない魚や鶏胸肉で筋肉の修復をサポート
・脂質が多い肉料理は量を調整し、野菜(カテゴリー3)と一緒に摂る
・豆腐や大豆製品を主菜に組み込むことで、ヘルシーかつバランスよく
食品カテゴリーマップ®の「カテゴリー2番」は、体をつくる材料=主菜グループです。
成長や活動、免疫の維持に欠かせない一方、脂質の種類や量を意識しないと肥満や生活習慣病リスクにつながります。
食品カテゴリーマップ®は、日本栄養コンシェルジュ協会公式サイトからどなたでも無料でダウンロードできるオープンなツールです。
日々の食事や買い物で「何を選べばいいのか」を考えるときに、気軽に役立てていただけます。
一方で、このマップをより深く理解し、食事指導やダイエットサポート、スポーツ現場などで実践的に活用できるのは「栄養コンシェルジュ®」講座を受講した資格者です。
食と栄養学の資格『栄養コンシェルジュ』を取得することで、食品カテゴリーマップ®を“正しく、そして効果的に”使いこなせるようになります。
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