一般社団法人 日本栄養コンシェルジュ 協会の論文紹介。
医学博士、医師、管理栄養士が監修のもと、過去から現在まで報告されてきた栄養や医学、健康に関する興味深い論文を紹介し、解釈を加えず共有しています。
Enzo Nisoli et al.
Circ Res. 2007 Mar 30;100(6):795-806.
Defective mitochondrial biogenesis: a hallmark of the high cardiovascular risk in the metabolic syndrome?
論文はこちらで確認>https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17395885/
※ぜひ一次情報となる論文を調べていただき、皆様それぞれの考察と解釈で科学的根拠(エビデンス)を応用するきっかけになれば幸いです。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)では2型糖尿病や心血管疾患の発症リスクが増加することが知られています。
これは、腹部肥満が炎症性サイトカイン(TNF-αやIL-1β)や、PAI-1の産生を増加させ、eNOS(内皮型NO合成酵素)レベルやNO(一酸化窒素)産生を低下させることで起こる〝ミトコンドリア生合成の欠陥〟による細胞内代謝異常であることが示唆されました。
加齢と腹部肥満の増加に伴い、代謝リスク要因は悪化します。メタボリックシンドロームが進行するにつれて、心血管疾患とその合併症のリスクが高まるので注意しましょう。
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基礎から正確に栄養学を学びたくても今から大学へは通えない、食の資格で健康社会に携わりたい、科学的な根拠と論理に基づいた栄養学を学んで安心したい方々から支持される資格「栄養コンシェルジュ」
主に現場で活動するトレーナーや医療従事者の多くが取得しています。
近年のヘルスケアの注目により、会社員や主婦、保育士など健康や食育に興味を持ち、栄養学をきちんと学びたかった方々の取得が急増している資格です。
注目の背景には、医学博士、医師、管理栄養士、調理師、臨床検査技師、臨床心理士、オリンピックメダリストによってつくられた信頼と安心のカリキュラムで、学校や病院など医療機関にもカリキュラムとして導入されています。
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