水兵リーベ僕の船♪七曲がるシップスクラークか♪と一度は聞いたことがある元素記号の覚え方。
実はミネラル(無機質)は酸素、炭素、水素、窒素以外の元素の総称なのです。
本記事では『ミネラルの基礎栄養①』として、体に必要不可欠なミネラルについてご紹介いたします。
多量ミネラルは、1日に必要な量が100mg以上のミネラルのことをいいます。
多量ミネラルは以下の5種類です。
・カルシウム(Ca)
・リン(P)
・カリウム(K)
・ナトリウム(Na)
・マグネシウム(Mg)
微量ミネラルは、1日に必要な量が100mg未満のミネラルのことをいいます。
微量ミネラルは以下の8種類です。
・鉄(Fe)
・亜鉛(Zn)
・銅(Cu)
・マンガン(Mn)
・クロム(Cr)
・ヨウ素(I)
・モリブデン(Mo)
・セレン(Se)
上記の13種類のミネラルのうち、私たち日本人が不足しがちなミネラルはカルシウム(Ca)と鉄(Fe)であり、この2つのミネラルは積極的に食事から摂取することが大切です。
体を支える骨格の材料になる「カルシウム」と、酸素供給のために必要な「鉄」の摂取不足が続くと、アスリートではケガのリスクが高くなるばかりか運動パフォーマンスも著しく低下するので注意が必要です。
また、カルシウムや鉄の摂取不足は「骨粗鬆症」や「鉄欠乏性貧血」の原因となることから、特に女性(女性アスリート)は不足しないように積極的に摂取しましょう。
ミネラルは多種多様な食品に含まれており、微量で生理機能を調整するため微量栄養素と呼ばれます。
身体の構成成分や生理機能の調節など、様々な役割を担う栄養素であるため、不足による欠乏症に注意が必要です。
反対に、摂り過ぎると過剰症を引き起こすため、様々な食材から適量摂取を意識しましょう。
今回は「ミネラルの基礎栄養①」としてミネラルの分類についてご紹介しましたが、今後、各ミネラルにフォーカスし、その機能や摂取量についてもご紹介していきます!お楽しみに!
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