2月29日は《にんにくの日》です!
にんにくの日となった由来やにんにくのカロリーや栄養成分についてまとめてみました。
『にんにく(に→2、んに→2、く→9)』という語呂合わせから2月29日を《にんにくの日》としたようです。
にんにく100gに含まれるカロリーと三大栄養素は以下の通りです。
カロリー:129kcal
たんぱく質:6.4g
脂質:0.9g
炭水化物:27.5g
※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 にんにく/りん茎/生より
また羊肉はビタミンB6(アミノ酸から筋肉や皮膚、粘膜を作ることを助ける役割がある)を豊富に含んでいる食品です。
20代女性がにんにく100gを食べた場合に1日に必要なビタミンやミネラルをどのぐらい摂取できるのかまとめてみました。
充足率
にんにく/りん茎/生100g食べた場合に20代女性が1日に必要な各栄養素をどの程度摂取できるかを示した割合。
*1 推定平均必要量:ナトリウム
*2 推奨量:カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、モリブデン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC
*3 目安量:カリウム、リン、マンガン、クロム、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、パントテン酸、ビオチン
日本食品標準成分表2020年版(八訂)、日本人の食事摂取基準(2020年版)から計算。
にんにくは食品カテゴリーマップの分類ではカテゴリー3となります!
カテゴリー3とはビタミンやミネラル、食物繊維を多く含み、カロリーが低い食品が分類されています。
にんにくだけでなく、玉ねぎやにんじんなどの野菜、しめじやえのきなどのきのこ類、わかめなどの海藻、こんにゃくが該当します。
にんにくはにんにくの芽も食べられていますが、何が違うのでしょうか。
じつはにんにくの部位に違いがあります。
にんにくは「りん茎」と「花茎」に分かれています。
りん茎:いわゆる普段食べているにんにくを指します。
花茎:にんにくの芽として食べられている部分です。
そこで、この「りん茎(にんにく)」と「花茎(にんにくの芽)」に栄養価の違いがあるか調べてみました。
まずはカロリー・三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)です。
※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 にんにく/りん茎/生、にんにく/花茎/生より
カロリーや三大栄養素はにんにくの方がにんにくの芽よりも多いようです。
続いて、ビタミンです。
※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 にんにく/りん茎/生、にんにく/花茎/生より
ビタミンB1(糖質をエネルギーに変換させる働きがある)はにんにくの方がにんにくの芽よりも多いようです。
一方、ビタミンA(粘膜や皮膚を保つ役割や視覚を維持する働きを持つ)や葉酸(DNAや赤血球を作る働きを持つ)、ビタミンC(活性酸素から守る役割やコラーゲン合成を助ける働きがある)はにんにくの芽の方がにんにくよりも多いようです。
また、ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける働きがある)はどちらにも含まれていないようです。
最後にミネラルです。
※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 にんにく/りん茎/生、にんにく/花茎/生より
カリウム(体水分量を調節する役割や筋肉を収縮させる働きを持つ)や鉄(赤血球の材料という役割を持つ)はにんにくの方がにんにくの芽よりも多いようです。
一方、ナトリウム(体内の水分量を調節する働きがある)やカルシウム(骨や歯の材料という役割や筋肉の動きを保つ働きがある)はにんにくの芽の方がにんにくよりも多いようです。
ちなみに、にんにくの芽もにんにくと同様にカテゴリー3に分類されます。
にんにくやにんにくの芽を含むカテゴリー3の食品を毎食揃えて、健康投資をしませんか?
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