冬の瓜と書いて「冬瓜(とうがん)」は、冬野菜と思われがちですが実は夏が旬の夏野菜です。
冬瓜は成分の95%以上が水が占めており、とても低カロリー・低脂質な野菜です。
本記事は冬瓜に関する栄養情報についてまとめます。
冬瓜の美味しい時期:7月~9月
「冬」の「瓜」と書いて「冬瓜」と呼ばれてることから冬野菜と思われがちですが、冬瓜の旬は〝夏〟です。
夏に収穫されますが、冬瓜の皮は分厚く、丸(玉)のまま保存しておけば、冬までもつことからこの名前がつけられました。
冬瓜は貯蔵に優れた夏野菜と記憶しておきましょう。
注目の成分:カリウム、ビタミンC
【とうがん/果実/生、可食部100gの栄養価】
エネルギー:15 kcal
たんぱく質:0.5 g
脂質:0.1 g
炭水化物:3.8 g
食物繊維:1.3 g
カリウム:200 mg
ビタミンC:39 mg
水分:95.2 g
【管理栄養士コメント】
利尿作用をもつカリウムを豊富に含み、ナトリウム(塩分)の排泄を促がして浮腫み予防に貢献します。
成分の95%以上が水でできており、低カロリー・低脂質な野菜です。ダイエット中に取り入れることで満腹感を得ながら楽にダイエットを継続させることができます。
【おすすめの料理】
淡白な味わいなので、煮物料理やお鍋にいれて食べるとよいでしょう。
【冬瓜の選び方】
果肉がみずみずしくて、持ったときにズッシリと重みがある冬瓜を選びましょう。
表面に粉を吹いている冬瓜は完熟している証です。
夏が旬の冬瓜ですが、貯蔵に優れることから冬でも美味しく食べられます。
ダイエット中の方はもちろん、浮腫みやすい方、食物繊維が不足している方、ビタミンCを補給したい方におすすめの野菜なので、ぜひ毎日の食卓に冬瓜を取り入れてみてください。
【もっと野菜の栄養を学びたい方は以下の記事をチェック】
・野菜から食べる「食べる順番」についての記事はこちら>https://nutrigence.jp/media/kiji.php?n=173
・食物繊維の働きに関する記事はこちら>https://nutrigence.jp/media/kiji.php?n=174
・緑黄色野菜と淡色野菜に関する記事はこちら>https://nutrigence.jp/media/kiji.php?n=30
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