本日は、クッキングスタジオで講師をしている中で日々感じる「調理学×栄養学」を学ぶ魅力について簡単にお話しします。
調理や栄養に携わる皆様にも是非見ていただけると嬉しいです☆
最近、調理師さんなど調理に携わる方で「栄養学を学びたい」という方が増えています。実際にクッキングスタジオに通われているお客様も栄養学に関して興味津々です。
それは世の中の傾向が「美味しい」だけではなく、プラスアルファのサービスが求められているからだと思います。
美味しく、楽しく食事ができて、健康になることができる。この三拍子は誰もが選びたくなる食の本質ではないでしょうか。
実際に夜中にお菓子や揚げ物など食べると美味しく、楽しく感じますが、少し罪悪感に襲われるのはこの「健康になりたい」という想いが達成できないことが一つの要因ですね。
コロナ禍による自粛や健康意識の高まりから中食も増えてきていますが、外食(飲食店)に求めるものは、普段とは違う非日常感であったり、お店の雰囲気を楽しみたいなど多くの理由があり、そこにバランスの良いお料理で、健康で、美味しい、楽しいの三拍子があるともっと行きたくなると考えます。
反対に、栄養士や栄養コンシェルジュなど栄養のプロが調理学を学ぶことも、調理師や作り手の立場になって考えた意見を反映できるので、質の高い現場作りなどメリットがあると思います。
調理学×栄養学では、栄養の《知識》と調理の《技術》を組み合わせることができ、美味しく、楽しく、健康になれるメニューを考えていくことができるんです。
まさに時代にマッチした食の本質ここにあり!ですね。
調理に携わる方が栄養学を学ぶと、美味しくて、健康にもなれるお料理を作ることができます。
科学的理論に基づく『栄養学』や『調理学』が分かれば、お料理の栄養学的「質」が高まり、提供レベルも格段にアップして、きっとお客様の満足度も上がると考えます。
世の中の健康志向が高まってきているからこそ、数多くある食材がもたらす栄養学的効果を知ると面白いですね☆
『調理学×栄養学』のイノベーションはお料理の付加価値を高め、お客様の満足度向上や健康社会の拡大にも貢献できる可能性に満ちています。
調理に携わる方や栄養士の皆様も是非、お互いの知識や技術を学んでみてはいかがでしょう☆
読んでいただきありがとうございました!
【TEXT:土生亜衣 編集:廣瀬直樹】
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