大人気漫画「鬼滅の刃」にも登場した「カステラ」の栄養について管理栄養士が解説。カステラのカロリーやコレステロール量, カステラと脂質異常症, 和菓子と洋菓子どっち, 栄養コンシェルジュ監修

大人気漫画「鬼滅の刃」にも登場した「カステラ」の栄養について管理栄養士が解説。カステラのカロリーやコレステロール量, カステラと脂質異常症, 和菓子と洋菓子どっち, 栄養コンシェルジュ監修

カステラは、卵や小麦粉、砂糖や水飴などを使って作られる焼き菓子の一つで、日本では安土桃山時代~江戸時代から愛されている〝和菓子〟です。
カステラの歴史はポルトガルから長崎県に伝わったことが有名で、時代の移り変わりとともに私たちが口にしている日本のカステラに進化したとされています。
本記事では大人気漫画「鬼滅の刃」にも登場したカステラの栄養情報について解説します。

カステラの栄養(カロリーやコレステロールなど)

【カステラの栄養成分 可食部100g】

※カステラ1切れは約50gなので、以下の数値はカステラ2切れあたりの栄養成分となります。

エネルギー:313 kcal

たんぱく質:7.1 g

脂質:5.0 g

コレステロール:160 ㎎

炭水化物:61.8 g(砂糖38.9 g)

食物繊維:0.5 g

~ミネラル~

カリウム:86 mg

カルシウム:27 mg

マグネシウム:7 mg

リン:85 mg

鉄:0.7 mg

亜鉛:0.6 mg

~ビタミン~

ビタミンA(レチノール活性当量):91 μg

ビタミンD:2.3 μg

ビタミンE(αトコフェロール):2.3 mg

ビタミンK:6 μg

ビタミンB1:0.05 mg

ビタミンB2:0.18 mg

ビタミンC:0 mg

数値は日本食品標準成分表2020年(八訂)菓子類/<和生菓子・和半生菓子類>/カステラ 参考

カステラの栄養を管理栄養士が解説

カステラは卵、小麦粉、砂糖を使って作る和菓子であることから、糖質、たんぱく質、コレステロールが比較的多い食べ物になります。

💡ダイエット中は砂糖の摂りすぎに注意

カステラ1切れ(50g)に含まれている砂糖の量は19.5gであり、これはスティックシュガー6~7本分となります。

砂糖はエネルギーとして利用されたり、体脂肪として蓄積されやすいことから、エネルギー収支バランス(消費エネルギーと摂取エネルギーのバランス)をマイナスにしたいダイエッターや、体脂肪蓄積が気になる方は食べ過ぎに注意が必要です。

💡卵が使われているのでたんぱく質が補給できる

カステラは、卵をたっぷり使って作られるお菓子なのでたんぱく質が豊富です。

カステラは和菓子になるので脂質も少なく、成長期や高齢者、身体作りをしている方のお菓子としておすすめできます。

💡コレステロールの数値が高い方は食べ過ぎ注意

卵を使って作られるカステラには、コレステロールが多く含まれています。コレステロールは体で作られる「内因性コレステロール」と、食べ物から摂取する「外因性コレステロール」があり、食べ過ぎたら体で作る内因性コレステロールを減らして高くなりすぎないように調節しています。

この調整に不具合が起こると、コレステロールの数値が安定しなくなり、健康診断で引っかかってしまうことがあります(脂質異常症)。健康診断でコレステロールの数値が高く、医師や管理栄養士からコレステロールの制限が必要と言われた方は、カステラの食べる量を減らしたり、コレステロールが少ないお菓子(卵が使われていないお菓子)にするなど工夫が必要です。

まとめ

日本で古くから愛されている「カステラ」は、美味しさだけでなく糖質やたんぱく質を補給できる栄養豊富な和菓子です。

最近では生クリーム、バター、バニラ、チョコレート、抹茶など加えた一味違うカステラも販売されており、進化し続けています。

砂糖の量やコレステロール量が過剰にならないように注意しながら、歴史あるお菓子「カステラ」をおやつに取り入れてみてください。

日本栄養コンシェルジュ協会の食品カテゴリーマップ®では、カステラはカテゴリー6番に位置づけられています。嗜好品のカテゴリーになるので、一生楽しめる程度の量や頻度で健康管理をしながら付き合っていくことをおすすめしています。

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