皆さんこんにちは!フィットネスインストラクター、2ッ星栄養コンシェルジュ®の袴田雅江です!
野菜が嫌いなお子様に対して、皆様どのように対応されているでしょうか?
今回は私が子育てを経験してきたなかで、野菜を好きになってもらえるよう実践した事例を皆さんにお伝えします。
よかったらぜひ参考にしてみてください☆
私たちが感じる「味(あじ)」には以下の5つが知られています
☑ 甘味(あまみ)
☑ 酸味(さんみ)
☑ 塩味(えんみ)
☑ 苦味(にがみ)
☑ うま味(うまみ)
これらは、他のものと混ぜ合わせても作ることが出来ない独立した味のため「基本味」と呼ばれています。
中でも、甘味は生まれた時から好む味とされています。子供が甘い物が好きな理由の一つですね。
しかし、腐敗したものに含まれがちな酸味や、毒物に含まれがちの苦味は、身を守るために本能的に嫌うのではないかと考えられています。つまり、好き嫌いがはっきりしやすい味なんです。
こどもは大人よりも味に敏感です。
こどもが苦手な食べ物で多く挙げられる野菜は、独特の苦味や青臭さ、えぐみ(アク)を持っています。味覚が敏感なこどもにはインパクトが強く、苦手な要因と言われています。
【野菜に関するその他記事はこちら】
こどもが好きな野菜・嫌いな野菜ランキングを確認してみましょう。
【こどもが好きな野菜】
1位 トマト
2位 じゃがいも
3位 とうもろこし
4位 さつまいも
5位 スイカ
【こどもが嫌いな野菜】
1位 ゴーヤ(にがうり)
2位 とうがらし
3位 ピーマン
4位 しゅんぎく(菊菜)
5位 セロリ
上記ランキングは(タキイ種苗株式会社 「2020年度 野菜と家庭菜園に関する調査」)より引用
好きな野菜の特徴としては甘味の強いものが上位に入り、
苦手な野菜にはこどもの苦手な苦味、辛みが強いものが上位に入る傾向がみてとれますね。
私が子育てをする中で、苦手なお野菜を美味しく、楽しく食べてもらうために以下の事を実践しました!
実践①:野菜は細かく刻んで好きな料理に入れるべし!
カレーライスやお好み焼きなど、こどもが好きな料理に苦手な野菜を紛れさせていました。
好きな料理だと、細かく刻んだ野菜に気づかずパクパク食べてくれました。
実践②:野菜はおやつに入れるべし!
蒸したり、細かく刻んで炒めたお野菜を、パウンドケーキ、マフィン、クッキーなどのおやつに入れていました。
野菜は火を通すことで甘みが増すので、おやつの材料にもなります。
実践③:野菜は乾燥して、パウダー状にして入れるべし!
市販されている乾燥野菜をブレンダーやミルなどで細かくすると見た目では野菜と気づきません。
これらをハンバーグやシチューなどに入れていました。
最近では、野菜を粉末にしたものも市販されていますので参考にしてみてください☆
実践④:こどもと一緒に料理をするべし!
こどもにメニューを決めてもらい、苦手な野菜を一緒に調理しました。
野菜に興味を持ってもらうだけでなく、食事の準備や調理の仕方を学ぶきっかけにもなります。食育にもなるのでおすすめです☆
(こども用エプロンとまな板を揃えて、大人と同じを演出してあげると張り切ってお手伝いしてくれました)
実践⑤:苦手な野菜を買いに行くおつかいをお願いするべし!
「〇〇ちゃんが選んでくれたお野菜、美味しいね!」というように、おつかいに行ってくれた感謝と選んでくれた野菜の味を言いながら、家族で食卓を囲むと苦手なものも頑張って食べてくれました。
実践⑥:野菜を育てるべし!(家庭菜園)
トマトやピーマンは鉢植えでも育てやすいのでマンションやアパートにお住まいの方にもおすすめです。
こどもと一緒に野菜の種や苗を植えることで、命の大切さを学び、植物の命をいただいて人は命を繋ぐということも学べます。
自分でお世話した野菜には収穫する楽しさも味わえますね。
こどもは味に敏感。本能的に苦手と感じるものもありますが、酸味や苦味は成長するにつれて食べても安心なものだという認識に変わっていきます。
苦手な理由をこどもに聞いた上で、うまく対応出来るよう焦らず色々と試してみましょう。
無理に食べさせることはなるべく控え、こどもが楽しんで食べられるように成長を見守っていきましょう☆
読んでいただきありがとうございました☆
【TEXT:袴田雅江、編集:廣瀬直樹】
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