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【管理栄養士 監修】野菜が不足していませんか?栄養コンシェルジュとデータで確認してみましょう

こんにちは!2ッ星栄養コンシェルジュ®の土肥慎司です!

皆さんは野菜をどのぐらい食べていますか?
またどの程度食べればいいのか知っていますか?
実は1日に食べる野菜の目標が設定されているんです!

今回は野菜をどのぐらい食べたらよいのかの目安や野菜はどのぐらい食べられているのかをデータから見ていきます!

野菜ってどのぐらい食べたらいいの?

玉ねぎ、キャベツ、にんじん、トマトなどたくさんの野菜が売られていますね。

そんな野菜について、厚生労働省が推進する健康作り運動『健康日本21』では1日に350g以上食べましょう!と目標が設定されています。

野菜350gってピンとこない!と感じた方は下記の記事も参考にしてみてください!

【毎日食べよう!】野菜と栄養 vol.1

どのぐらいの人が野菜をしっかりと食べているの?

さて1日に食べるべき野菜の量がわかったところで気になるのが自分は食べれているか、そして周りの人たちは食べれているのか、気になりますね!

そこで、令和元年/2019年の国民健康・栄養調査から野菜を十分に食べている人はどのぐらいいるのか見ていきましょう!

みんなは野菜食べれてる?

まずは目標である「野菜を350g以上食べている人」がどのぐらいいるか、円グラフにまとめてみました。

令和元年/2019年の国民健康・栄養調査より作成

4人に1人は野菜を1日に350g以上食べていることがわかりました。

では次に、男女で違いがあるか見てみましょう。

令和元年/2019年の国民健康・栄養調査より作成

令和元年/2019年の国民健康・栄養調査より作成

大きく違いは見られませんが、やや男性の方が野菜を350g以上食べている人の割合が高いようです。

 

国民健康・栄養調査では、さらに詳しく1日に食べる野菜の量から

・70g未満
・70g以上140g未満
・140g以上210g未満
・210g以上280g未満
・280g以上350g未満
・350g以上

と、70gを一区切りとして6つのグループに分けられています。

せっかくなので、この6グループを円グラフにまとめてみました。

令和元年/2019年の国民健康・栄養調査より作成

令和元年/2019年の国民健康・栄養調査より作成

令和元年/2019年の国民健康・栄養調査より作成

各グループまんべんなくばらけているように見えますね。

いきなり350g以上野菜を食べようとしても、目標が高すぎるかもしれません。
まずは今の食事に+70g野菜を食べて、1つ上のグループに進むことを目指してみてはいかがでしょうか?

下記の記事にて紹介している、『グラムでわかる写真館』というサイトも活用して普段食べている野菜がどのぐらいの量か確認してみてください!

【重さに悩んだらこのサイト!】グラムでわかる写真館のご紹介

野菜をよく食べてる年代は?

最後に年齢によって野菜の摂取量に違いがあるのか確認してみましょう。

令和元年/2019年の国民健康・栄養調査より作成

20~30代と60代以上では野菜を350g以上食べている人の割合が2倍程開きがありますね。

また男女別でもグラフにまとめてみました。

令和元年/2019年の国民健康・栄養調査より作成

それほど大きな違いはなさそうですね。
男女ともに若い世代程、野菜を食べる量が少ないと言えそうです。

「野菜しっかり食べれてる?」まとめ

国民健康・栄養調査の結果から野菜をしっかりと食べれている人はどのぐらいいるのか調査してみましたがいかがでしたでしょうか?

傾向として、

・4人に1人は野菜を1日に350g以上食べている
・男性の方がやや野菜の摂取量が多い
・若い世代程、野菜をたくさん食べれている人が少ない

ということがわかりました。

朝食欠食など食事の回数が少ないと野菜を350g以上食べるのはより難しくなりそうですね。
また野菜を加熱することでボリュームを減らすなど、野菜を多く摂取する工夫も大切ですね!

ダイエットだけでなく、健康管理のためにも野菜を美味しく食べる習慣を身につけていきましょう!

下記の記事では野菜を美味しく食べれるノンオイルドレッシングのレシピが紹介されているのでぜひチャレンジしてみてください☆

ドレッシングレシピvol.1:【簡単でヘルシー♪】和風ノンオイル『すりおろし』ドレッシングのレシピ

ドレッシングレシピvol.2:【手作り!】洋風ノンオイル『にんじん』ドレッシングのレシピ

ドレッシングレシピvol.3:【お手製!】洋風ノンオイル塩麹ドレッシングのレシピ

最後までご覧いただきありがとうございました。

一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会

土肥慎司

ヘルスケア会社に勤務し、健康管理に関するシステムや商品の開発に携わり、
また専門学校にて栄養学の講師を担当。
その傍ら、スポーツ選手や保護者、スポーツ関係者への栄養セミナー、栄養サポートを展開。
自身も高校まで野球をしていた経験から、選手目線での提案を心掛け、
栄養士が考える100 点の食事を押し付けるのではなく、
選手や家族、チームのライフスタイルを踏まえたうえでのアドバイスに取り組んでいる。