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【管理 栄養士 監修】豆乳のカロリーや栄養、調整豆乳との違いなどについて栄養コンシェルジュがご紹介

10月12日は《豆乳の日》です!
豆乳の日となった由来や豆乳のカロリーや栄養成分をまとめてみました。

10月12日が《豆乳の日》となるのはなぜ?

『とうにゅう(とう→10、に→2、ゅう)』という語呂合わせから10月12日を《豆乳の日》と制定したようです。

豆乳はそのまま飲むだけでなく、豆乳スープや豆乳鍋、クリーム煮などの料理にも使われる食材ですね☆

豆乳は鉄や葉酸を含む飲み物です!

豆乳100gに含まれるカロリーと三大栄養素は以下の通りです。

カロリー:44kcal
たんぱく質:3.6g
脂質:2.0g
炭水化物:3.1g

 

また豆乳は鉄(赤血球の材料という役割を持つ)葉酸(DNAや赤血球を作る働きを持つ)を含んでいる食品です。

鉄は納豆など、葉酸は小松菜などにも含まれています。

また20代女性が豆乳100gを食べた場合に1日に必要なビタミンやミネラルをどのぐらい摂取できるのかまとめてみました。

豆乳の栄養成分

豆乳はカテゴリー2Aに分類されます!

豆乳は食品カテゴリーマップの分類ではカテゴリー2Aとなります!

たんぱく質や脂質を含むところがカテゴリー2の特徴です。

豆乳以外にも納豆や大豆、豆腐もカテゴリー2Aに分類されます。

調整豆乳との違いはどこにある?

豆乳と調整豆乳では栄養価にどのような違いがあるのか調べてみました。(可食部100gで比較)

 

まずはカロリー・三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)です。

 

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 豆乳、調整豆乳より

カロリーや脂質、炭水化物は、調整豆乳の方が豆乳よりも多く含んでいるようです。

一方、たんぱく質は豆乳の方が調整豆乳よりも少し多く含んでいるようです。

 

続いて、ビタミンです。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 豆乳、調整豆乳より

ビタミンB1(糖質をエネルギーに変換させる働きがある)葉酸(DNAや赤血球を作る働きを持つ)は、調整豆乳の方が豆乳よりもわずかに多く含んでいるようです。

また、ビタミンA(粘膜や皮膚を保つ役割や視覚を維持する働きを持つ)ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける働きがある)ビタミンC(活性酸素から守る役割やコラーゲン合成を助ける働きがある)は、豆乳と調整豆乳のどちらにも含まれていません。

 

最後にミネラルです。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 豆乳、調整豆乳より

ナトリウム(体内の水分量を調節する働きがある)カルシウム(骨や歯の材料という役割や筋肉の動きを保つ働きがある)は、調整豆乳の方が豆乳よりも多く含んでいるようです。

一方、カリウム(体水分量を調節する役割や筋肉を収縮させる働きを持つ)は、豆乳の方が調整豆乳よりも少し多く含んでいるようです。

また、鉄(赤血球の材料という役割を持つ)は、豆乳と調整豆乳には同量含まれているようです。

 

ちなみに、豆乳も調整豆乳もカテゴリー2に分類されます。

“豆乳”をおすすめする際のアドバイス例

“豆乳”に含まれる栄養素を踏まえると、お客様に以下のようなアドバイスができそうですね☆

「豆乳には鉄分と葉酸が含まれているので、女性は意識して摂取したいですね!」
→鉄分や葉酸は貧血解消や妊娠初期に必要な栄養素です。
 女性の強い味方になります。

「ダイエット中のドリンクとして豆乳を取り入れてみましょう」
→普通牛乳と比較すると豆乳は脂質が少なめです。
 ダイエットをしたい方の選択肢に“牛乳よりも豆乳”を入れてもらいましょう。

「豆乳はカテゴリー2Aの食品なので、主菜に近い役割を担えます」
→豆乳はたんぱく質と脂質が主成分となるので、カテゴリー2に分類されます。
 カテゴリー1のパンやカテゴリー3のトマトと一緒に摂ることでグッと栄養バランスが高まります。

食品カテゴリーマップについてはYouTube動画もチェック!

YouTubeにて、一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会代表理事の岩崎真宏が食品カテゴリーマップについての解説動画をアップしています。

気になる方はぜひご視聴ください☆

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一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会

土肥慎司

ヘルスケア会社に勤務し、健康管理に関するシステムや商品の開発に携わり、
また専門学校にて栄養学の講師を担当。
その傍ら、スポーツ選手や保護者、スポーツ関係者への栄養セミナー、栄養サポートを展開。
自身も高校まで野球をしていた経験から、選手目線での提案を心掛け、
栄養士が考える100 点の食事を押し付けるのではなく、
選手や家族、チームのライフスタイルを踏まえたうえでのアドバイスに取り組んでいる。