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【管理 栄養士 監修】マッシュルームのカロリーや栄養、エリンギや舞茸との違いなどについて栄養コンシェルジュがご紹介

8月11日は《マッシュルームの日》です!
マッシュルームの日となった由来やマッシュルームのカロリーや栄養成分を他の食べ物と比較しながらまとめてみました。

8月11日が《マッシュルームの日》となるのはなぜ?

日本で初めてマッシュルームの栽培に成功した森本彦三郎さんの誕生日から8月11日を《マッシュルームの日》と制定したようです。

マッシュルームはピザやパスタ、ハッシュドビーフ、アヒージョなどの料理で食べられている食材ですね☆

マッシュルームにはビタミンB2やナイアシンが豊富!

マッシュルーム100gに含まれるカロリーと三大栄養素は以下の通りです。

カロリー:15kcal
たんぱく質:2.9g
脂質:0.3g
炭水化物:2.1g


またマッシュルームはビタミンB2(三大栄養素をエネルギーに変換させる役割がある)ナイアシン(三大栄養素がエネルギーに変換することを助ける働きを持つ)を豊富に含んでいる食品です。

マッシュルーム以外にも納豆や魚介類(サバシジミなど)にもビタミンB2は多く含まれています。

そこで20代女性がマッシュルーム100gを食べた場合に1日に必要なビタミンやミネラルをどのぐらい摂取できるのかまとめてみました。

充足率
マッシュルーム100g食べた場合に20代女性が1日に必要な各栄養素をどの程度摂取できるかを示した割合。

*1 推定平均必要量:ナトリウム
*2 推奨量:カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、モリブデン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC
*3 目安量:カリウム、リン、マンガン、クロム、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、パントテン酸、ビオチン

日本食品標準成分表2020年版(八訂)、日本人の食事摂取基準(2020年版)から計算。

マッシュの栄養成分

マッシュルームはカテゴリー3に分類されます!

マッシュルームは食品カテゴリーマップの分類ではカテゴリー3となります!

ビタミンやミネラル、食物繊維を含むところがカテゴリー3の特徴です。

マッシュルーム以外にも野菜や海藻、こんにゃくもカテゴリー3に分類されます。

他のきのことの違いはどこにある?

きのこにはマッシュルーム以外にもたくさんの種類があります。

今回はマッシュルーム・エリンギ・舞茸の3種類のきのこで比べてみます。(可食部100gで比較)

 

まずはカロリー・三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)です。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 マッシュルーム/生、エリンギ/生、まいたけ/生より

たんぱく質はエリンギや舞茸よりもマッシュルームの方が若干多いようです。

また、カロリーや炭水化物はマッシュルームや舞茸よりもエリンギの方が若干多いようです。

そして、脂質はマッシュルームやエリンギよりも舞茸の方が若干多いようです。

 

続いて、ビタミンです。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 マッシュルーム/生、エリンギ/生、まいたけ/生より

ビタミンB1(糖質をエネルギーに変換させる働きがある)葉酸(DNAや赤血球を作る働きを持つ)は、マッシュルームや舞茸よりもエリンギの方が多いようです。

また、ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける働きがある)は、マッシュルームやエリンギよりも舞茸の方が多いようです。

そして、ビタミンA(粘膜や皮膚を保つ役割や視覚を維持する働きを持つ)やビタミンC(活性酸素から守る役割やコラーゲン合成を助ける働きがある)は、いずれにも含まれていません。

 

最後にミネラルです。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 マッシュルーム/生、エリンギ/生、まいたけ/生より

ナトリウム(体内の水分量を調節する働きがある)やカリウム(体水分量を調節する役割や筋肉を収縮させる働きを持つ)カルシウム(骨や歯の材料という役割や筋肉の動きを保つ働きがある)は、エリンギや舞茸よりもマッシュルームの方が若干多いようです。

そして、鉄(赤血球の材料という役割を持つ)は、舞茸よりもマッシュルームやエリンギの方が若干多いようです。

 

ちなみに、エリンギや舞茸もマッシュルームと同様にカテゴリー3に分類されます。

マッシュルームが分類されるカテゴリー3の食品を毎食揃えて、健康投資をしませんか?

食品カテゴリーマップについてはYouTube動画もチェック!

YouTubeにて、一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会代表理事の岩崎真宏が食品カテゴリーマップについての解説動画をアップしています。

気になる方はぜひご視聴ください☆

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一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会

土肥慎司

ヘルスケア会社に勤務し、健康管理に関するシステムや商品の開発に携わり、
また専門学校にて栄養学の講師を担当。
その傍ら、スポーツ選手や保護者、スポーツ関係者への栄養セミナー、栄養サポートを展開。
自身も高校まで野球をしていた経験から、選手目線での提案を心掛け、
栄養士が考える100 点の食事を押し付けるのではなく、
選手や家族、チームのライフスタイルを踏まえたうえでのアドバイスに取り組んでいる。