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【管理 栄養士 監修】たこのカロリーや栄養、イカとの違いなどについて栄養コンシェルジュがご紹介

8月8日は《たこの日》です!
たこの日となった由来やたこのカロリーや栄養成分を他の食べ物と比較しながらまとめてみました。

8月8日が《たこの日》となるのはなぜ?

たこの足の数が8本であることから8月8日を《たこの日》と制定したようです。

たこは蛸飯やさしみ、カルパッチョやたこ焼きなどに使われて幅広く食べられていますね☆

たこにはビタミンB12やナイアシンが豊富!

まだこ100gに含まれるカロリーと三大栄養素は以下の通りです。

カロリー:70kcal
たんぱく質:16.4g
脂質:0.7g
炭水化物:0.1g

 

このようにタコにはたんぱく質が豊富に含まれています。

たこ以外にも大豆製品(豆腐や納豆など)や魚(アジ穴子など)、肉類(牛肉やハムなど)にもたんぱく質は多く含まれています。

またタコはビタミンB12(赤血球を作る働きがある)ナイアシン(三大栄養素がエネルギーに変換することを助ける働きを持つ)を豊富に含んでいる食品です。

 

そこで20代女性がまだこ100gを食べた場合に1日に必要なビタミンやミネラルをどのぐらい摂取できるのかまとめてみました。

充足率
まだこ100g食べた場合に20代女性が1日に必要な各栄養素をどの程度摂取できるかを示した割合。

*1 推定平均必要量:ナトリウム
*2 推奨量:カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、モリブデン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC
*3 目安量:カリウム、リン、マンガン、クロム、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、パントテン酸、ビオチン

日本食品標準成分表2020年版(八訂)、日本人の食事摂取基準(2020年版)から計算。

たこの栄養成分

たこはカテゴリー2Bに分類されます!

たこは食品カテゴリーマップの分類ではカテゴリー2Bとなります!

たんぱく質や脂質を含むところがカテゴリー2の特徴です。

タコ以外にもイカやエビ、貝類もカテゴリー2Bに分類されます。

いかとの違いはどこにある?

同じ軟体動物であるタコとイカ。

タコとイカでは栄養価にどのような違いがあるのか調べてみました。(可食部100gで比較)

 

まずはカロリー・三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)です。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 まだこ/皮なし/生、するめいか/生より

カロリーやたんぱく質、脂質、炭水化物と、すべてたこの方がいかよりも若干多く含んでいるようです。

 

続いて、ビタミンです。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 まだこ/皮なし/生、するめいか/生より

ビタミンC(活性酸素から守る役割やコラーゲン合成を助ける働きがある)は、たこの方がいかよりも若干多く含んでいるようです。

一方、ビタミンA(粘膜や皮膚を保つ役割や視覚を維持する働きを持つ)ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける働きがある)ビタミンB1(糖質をエネルギーに変換させる働きがある)葉酸(DNAや赤血球を作る働きを持つ)は、いかの方がたこよりも若干多く含んでいるようです。

 

最後にミネラルです。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 まだこ/皮なし/生、するめいか/生より

ナトリウム(体内の水分量を調節する働きがある)カリウム(体水分量を調節する役割や筋肉を収縮させる働きを持つ)カルシウム(骨や歯の材料という役割や筋肉の動きを保つ働きがある)は、たこの方がいかよりも多く含んでいるようです。

また、鉄(赤血球の材料という役割を持つ)は同量含んでいるようです。

 

ちなみに、いかもたこと同様にカテゴリー2に分類されます。

たこが分類されるカテゴリー2の食品を毎食揃えて、健康投資をしませんか?

食品カテゴリーマップについてはYouTube動画もチェック!

YouTubeにて、一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会代表理事の岩崎真宏が食品カテゴリーマップについての解説動画をアップしています。

気になる方はぜひご視聴ください☆

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一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会

土肥慎司

ヘルスケア会社に勤務し、健康管理に関するシステムや商品の開発に携わり、
また専門学校にて栄養学の講師を担当。
その傍ら、スポーツ選手や保護者、スポーツ関係者への栄養セミナー、栄養サポートを展開。
自身も高校まで野球をしていた経験から、選手目線での提案を心掛け、
栄養士が考える100 点の食事を押し付けるのではなく、
選手や家族、チームのライフスタイルを踏まえたうえでのアドバイスに取り組んでいる。