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【砂糖の原料・分類・保存方法・栄養をやさしく解説】サトウキビ(甘蔗糖)とテンサイ(甜菜糖), 含密糖と分密糖とは? 砂糖の保存, 栄養学の資格 栄養コンシェルジュ 監修

「砂糖」と聞くと、白くて甘い上白糖やお菓子を思い浮かべる方が多いかもしれません。でも実は、砂糖には原料の違いや製法によって、驚くほど多くの種類と特徴があるのです。サトウキビ由来の「甘蔗糖」、テンサイ(ビート)由来の「甜菜糖」、そして黒砂糖やグラニュー糖など…。私たちが日々口にするこの甘い調味料には、奥深い世界が広がっています。
本記事では、食と栄養学に関する資格 栄養コンシェルジュ® 監修のもと、砂糖の原料・分類・保存方法までをやさしく解説。日々の選び方が変わる、知って得する砂糖の話、始めてみませんか?

砂糖の原料はサトウキビとテンサイの2種類

砂糖の原料となる植物は、主に次の2つです。

☑ サトウキビ(甘蔗糖(かんしょとう)):熱帯・亜熱帯地域で育つ背の高いイネ科の多年生植物。

☑ テンサイ(甜菜糖(てんさいとう)):寒冷地で育つ根菜で「砂糖大根」とも呼ばれます。

どちらも「しょ糖(スクロース)」を多く含み、製糖の原料として使われています。

サトウキビは主に沖縄県や鹿児島県で生産されており、テンサイは北海道が産地です。

含密糖と分密糖ってなに?

砂糖は、製法の違いによって大きく「含密糖」と「分密糖」に分類されます。

☑ 含密糖(がんみつとう):原料を搾った糖液をそのまま煮詰めて固めたもの。黒砂糖や赤糖、白下糖がこれにあたり、コク・香り・ミネラル分が豊富です。栄養価も高め。

☑ 分密糖(ぶんみつとう):糖液を結晶化し、糖蜜を分離して作る精製糖。上白糖や三温糖など車糖、グラニュー糖などざらめ糖、角砂糖や氷砂糖など加工糖が代表例。しょ糖純度が高く、クセが少なく使いやすいのが特徴です。

例えば淡白な甘味のグラニュー糖は洋菓子に、甘味が強い三温糖は煮物など甘辛い和食に利用するなど料理やお菓子作りに合わせて使い分けると良いですね。

また、黒糖などの含密糖は、分密糖に比べてカロリーがやや低く、ミネラルも豊富に含まれています。ダイエット中でも、少し罪悪感を和らげてくれるような、嬉しいポイントの多い砂糖といえるでしょう。

砂糖の保存は「湿気対策」がカギ!

砂糖は乾燥しているように見えますが、実は湿気を吸いやすい食品。

湿度の高い場所に置くとベトつきや固まり、異臭などの原因にもなります。

【保存のコツ】

☑ 密封容器に移し替える

☑ 冷暗所など湿度が低い場所に置く

☑ 乾燥材を一緒に入れるとより安心

袋のまま保管していませんか? 今日から保存方法を見直してみましょう!

栄養学的にはどうなの?

砂糖は、体のエネルギー源である炭水化物(糖質)。体内に吸収されやすく、特にスポーツ選手では素早いエネルギー補給になり疲労回復を促します。

砂糖は日本人のエネルギー摂取量の約8%を占めるとされており、活動に欠かせない栄養素です。

そして何より魅力的な甘味でストレス解消にもつながります。

ただし、過剰摂取は虫歯や血糖値の急上昇につながる可能性があることから、「量」と「質」を見極めて選ぶことが大切です。

まとめ

☑ 砂糖にはサトウキビとテンサイ由来がある

☑ 含密糖は風味豊かでミネラルが多く、分密糖はクセがなく使いやすい

☑ 保存は密封+乾燥対策がポイント

☑ 砂糖は体に必要なエネルギー源。摂り方に工夫を!

食べ物の背景を知ると、日々の選び方が変わります。砂糖の世界を少しだけ深掘りして、賢い食選びをはじめましょう。

この記事は、栄養学の専門資格「栄養コンシェルジュ®」が監修しています。

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