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【医学博士監修 論文紹介】メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)では2型糖尿病や心血管疾患の発症リスクが増加する。メタボと心血管疾患発症のつながりについて新たな知見を提示した論文です。eNOSとNO, 生活習慣病発症, ダイエット, 日本 栄養コンシェルジュ 協会

今回ご紹介する研究論文

Enzo Nisoli et al.

Circ Res. 2007 Mar 30;100(6):795-806.

Defective mitochondrial biogenesis: a hallmark of the high cardiovascular risk in the metabolic syndrome?

論文はこちらで確認>https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17395885/

※ぜひ一次情報となる論文を調べていただき、皆様それぞれの考察と解釈で科学的根拠(エビデンス)を応用するきっかけになれば幸いです。

今回ご紹介する論文のポイント

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)では2型糖尿病や心血管疾患の発症リスクが増加することが知られています。

これは、腹部肥満が炎症性サイトカイン(TNF-αやIL-1β)や、PAI-1の産生を増加させ、eNOS(内皮型NO合成酵素)レベルやNO(一酸化窒素)産生を低下させることで起こる〝ミトコンドリア生合成の欠陥〟による細胞内代謝異常であることが示唆されました。

加齢と腹部肥満の増加に伴い、代謝リスク要因は悪化します。メタボリックシンドロームが進行するにつれて、心血管疾患とその合併症のリスクが高まるので注意しましょう。

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