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あじの栄養|5分でわかる栄養コンシェルジュとあじの日に知る健康プチ情報

6月3日が《あじの日》となるのはなぜ?

あじは6月から7月にかけて漁獲量が増えていき、また鯵自体も脂がのって美味しくなるため、6月3日を《あじの日》としたようです。

あじはアジフライや鯵の開き、南蛮漬け、蒲焼きなどの料理で食べられている食材ですね☆

あじにはビタミンDやビタミンB12が豊富!

まあじ100gに含まれるカロリーと三大栄養素は以下の通りです。

カロリー:112kcal
たんぱく質:19.7g
脂質:4.5g
炭水化物:0.1g

 

このように鯵にはたんぱく質が豊富に含まれています。

あじ以外にも大豆製品(豆腐納豆など)や魚(アジサバなど)、肉類(牛肉やハムなど)にもたんぱく質は多く含まれています。

またあじはビタミンD(カルシウムの吸収を助ける働きがある)ビタミンB12(赤血球を作る働きがある)を豊富に含んでいる食品です。

 

そこで20代女性がまあじ100gを食べた場合に1日に必要なビタミンやミネラルをどのぐらい摂取できるのかまとめてみました。

充足率
まあじ100g食べた場合に20代女性が1日に必要な各栄養素をどの程度摂取できるかを示した割合。

*1 推定平均必要量:ナトリウム
*2 推奨量:カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、モリブデン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC
*3 目安量:カリウム、リン、マンガン、クロム、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、パントテン酸、ビオチン

日本食品標準成分表2020年版(八訂)、日本人の食事摂取基準(2020年版)から計算。

あじの栄養成分

あじはカテゴリー2Cに分類されます!

鯵は食品カテゴリーマップの分類ではカテゴリー2Cとなります!

たんぱく質や脂質を含むところがカテゴリー2の特徴です。

アジ以外にも鰯や鮭、かまぼこもカテゴリー2Cに分類されます。

鯵を使ったフライや蒲焼を食べて、たんぱく質やビタミンDを摂取しましょう☆

一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会

土肥慎司

ヘルスケア会社に勤務し、健康管理に関するシステムや商品の開発に携わり、
また専門学校にて栄養学の講師を担当。
その傍ら、スポーツ選手や保護者、スポーツ関係者への栄養セミナー、栄養サポートを展開。
自身も高校まで野球をしていた経験から、選手目線での提案を心掛け、
栄養士が考える100 点の食事を押し付けるのではなく、
選手や家族、チームのライフスタイルを踏まえたうえでのアドバイスに取り組んでいる。