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かにの栄養|5分でわかる栄養コンシェルジュとかにの日に知る健康プチ情報

6月22日が《かにの日》となるのはなぜ?

かに座の最初の日が6月22日であるため、6月22日を《かにの日》と制定したようです。

また50音順でみると、「か」は6番目、「に」は22番目ということからも来ているそうです。

かにといえば蟹すき鍋やかに雑炊、焼き蟹、パスタなどの料理で楽しまれています☆

蟹にはナイアシンやビタミンB12が豊富!

ずわいがに100gに含まれるカロリーと三大栄養素は以下の通りです。

カロリー:59kcal
たんぱく質:13.9g
脂質:0.4g
炭水化物:0.1g

 

このように蟹にはたんぱく質が豊富に含まれています。

蟹以外にも大豆製品(豆腐納豆など)や魚(アジサバなど)、肉類(牛肉やハムなど)にもたんぱく質は多く含まれています。

またかにはナイアシン(三大栄養素がエネルギーに変換することを助ける働きを持つ)ビタミンB12(赤血球を作る働きがある)を豊富に含んでいる食品です。

 

20代女性がずわいがに100gを食べた場合に1日に必要なビタミンやミネラルをどのぐらい摂取できるのかまとめてみました。

充足率
ずわいがに
100g食べた場合に20代女性が1日に必要な各栄養素をどの程度摂取できるかを示した割合。

*1 推定平均必要量:ナトリウム
*2 推奨量:カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、モリブデン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC
*3 目安量:カリウム、リン、マンガン、クロム、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、パントテン酸、ビオチン

日本食品標準成分表2020年版(八訂)、日本人の食事摂取基準(2020年版)から計算。

かにの栄養成分

かにはカテゴリー2Bに分類されます!

かには食品カテゴリーマップの分類ではカテゴリー2Bとなります!

たんぱく質や脂質を含むところがカテゴリー2の特徴です。

カニ以外にもイカやエビ、貝類もカテゴリー2Bに分類されます。

かにを使ったパスタや鍋を食べて、たんぱく質やナイアシンを摂取しましょう☆

一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会

土肥慎司

ヘルスケア会社に勤務し、健康管理に関するシステムや商品の開発に携わり、
また専門学校にて栄養学の講師を担当。
その傍ら、スポーツ選手や保護者、スポーツ関係者への栄養セミナー、栄養サポートを展開。
自身も高校まで野球をしていた経験から、選手目線での提案を心掛け、
栄養士が考える100 点の食事を押し付けるのではなく、
選手や家族、チームのライフスタイルを踏まえたうえでのアドバイスに取り組んでいる。