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【管理 栄養士 監修】もやしのカロリーや栄養、大豆もやしと緑豆もやしの違いなどについて栄養コンシェルジュがご紹介

11月11日は《もやしの日》です!
もやしの日となった由来やもやしのカロリーや栄養成分をまとめてみました。

11月11日が《もやしの日》となるのはなぜ?

1111がもやしを並べたように見えるということから11月11日を《もやしの日》と制定したようです。

もやしは焼きそばやラーメン、ナムルなどの料理に使われる食品ですね☆

もやしは葉酸やビタミンCを含む野菜です!

りょくとうもやし100gに含まれるカロリーと三大栄養素は以下の通りです。

カロリー:15kcal
たんぱく質:1.7g
脂質:0.1g
炭水化物:2.6g

 

またもやしは葉酸(DNAや赤血球を作る働きを持つ)ビタミンC(活性酸素から守る役割やコラーゲン合成を助ける働きがある)を含んでいる食品です。

葉酸は小松菜など、ビタミンCはゴーヤなどにも含まれています。

そして20代女性がりょくとうもやし100gを食べた場合に1日に必要なビタミンやミネラルをどのぐらい摂取できるのかまとめてみました。

もやしの栄養成分

もやしはカテゴリー3に分類されます!

もやしは食品カテゴリーマップの分類ではカテゴリー3となります!

ビタミンやミネラル、食物繊維を含むところがカテゴリー3の特徴です。

もやし以外にも海藻やきのこ、こんにゃくもカテゴリー3に分類されます。

大豆もやしと緑豆もやしの違いはどこにある?

大豆もやしと緑豆もやしでは栄養価にどのような違いがあるのか調べてみました。(可食部100gで比較)

 

まずはカロリー・三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)です。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 だいずもやし/生、りょくとうもやし/生より

カロリーやたんぱく質、脂質、炭水化物のすべて、大豆もやしの方が緑豆もやしよりも多く含んでいるようです。

 

続いて、ビタミンです。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 だいずもやし/生、りょくとうもやし/生より

ビタミンA(粘膜や皮膚を保つ役割や視覚を維持する働きを持つ)ビタミンB1(糖質をエネルギーに変換させる働きがある)葉酸(DNAや赤血球を作る働きを持つ)は、大豆もやしの方が緑豆もやしよりも少し多く含んでいるようです。

一方、ビタミンC(活性酸素から守る役割やコラーゲン合成を助ける働きがある)は、緑豆もやしの方が大豆もやしよりも少し多く含んでいるようです。

また、ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける働きがある)は、大豆もやしと緑豆もやしのどちらにも含まれていません。

 

最後にミネラルです。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 だいずもやし/生、りょくとうもやし/生より

カリウム(体水分量を調節する役割や筋肉を収縮させる働きを持つ)カルシウム(骨や歯の材料という役割や筋肉の動きを保つ働きがある)鉄(赤血球の材料という役割を持つ)は、大豆もやしの方が緑豆もやしよりも多く含んでいるようです。

また、ナトリウム(体内の水分量を調節する働きがある)は、大豆もやしと緑豆もやしに同量含まれているようです。

 

ちなみに、大豆もやしも緑豆もやしもカテゴリー3に分類されます。

“もやし”をおすすめする際のアドバイス例

“もやし”に含まれる栄養素を踏まえると、お客様に以下のようなアドバイスができそうですね☆

「もやしは100gでたったの15kcalなので、減量中の方におすすめです!」
→カロリーを抑えながら食事のボリュームを確保できます。
 ダイエット中でも満足感のある食事をしたい方の選択肢に"もやし"を入れてもらいましょう。

「もやしは食物繊維を含むので、お腹の調子を整えたい方の味方になります!」
→カテゴリー3の特徴である食物繊維が腸内環境をサポートします。
 便通改善や腸活に関心がある方に"もやし"をおすすめしましょう。

「玄米+焼き魚+もやしナムルを組み合わせると、“主食・主菜・副菜”がそろいます!」
→食事では、玄米(カテゴリー1)+焼き魚(カテゴリー2)+もやしナムル(カテゴリー3)と、カテゴリー1・2・3を揃えることで、“もやし”だけを食べるよりもグッと栄養バランスが高まります。

食品カテゴリーマップについてはYouTube動画もチェック!

YouTubeにて、一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会代表理事の岩崎真宏が食品カテゴリーマップについての解説動画をアップしています。

気になる方はぜひご視聴ください☆

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一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会

土肥慎司

ヘルスケア会社に勤務し、健康管理に関するシステムや商品の開発に携わり、
また専門学校にて栄養学の講師を担当。
その傍ら、スポーツ選手や保護者、スポーツ関係者への栄養セミナー、栄養サポートを展開。
自身も高校まで野球をしていた経験から、選手目線での提案を心掛け、
栄養士が考える100 点の食事を押し付けるのではなく、
選手や家族、チームのライフスタイルを踏まえたうえでのアドバイスに取り組んでいる。