• 食品

【管理 栄養士 監修】バナナのカロリーや栄養、キウイやリンゴとの違いなどについて栄養コンシェルジュがご紹介

8月7日は《バナナの日》です!
バナナの日となった由来やバナナのカロリーや栄養成分を他の食べ物と比較しながらまとめてみました。

8月7日が《バナナの日》となるのはなぜ?

『バナナ(バ→8、ナナ→7)』という語呂合わせから8月7日を《バナナの日》と制定したようです。

バナナはそのまま皮をむいて食べるだけでなく、ミックスジュースやスムージー、パンケーキ、バナナケーキなどに用いられる食材ですね☆

バナナにはカリウムやビタミンB6が豊富!

バナナ100gに含まれるカロリーと三大栄養素は以下の通りです。

カロリー:93kcal
たんぱく質:1.1g
脂質:0.2g
炭水化物:22.5g

 

またバナナはカリウム(体水分量を調節する役割や筋肉を収縮させる働きを持つ)ビタミンB6(アミノ酸から筋肉や皮膚、粘膜を作ることを助ける役割がある)を含む食品です。

バナナ以外にも野菜(ゴーヤやニンジンなど)や果物(みかんやなど)にもカリウムは多く含まれています。

そこで20代女性がバナナ100gを食べた場合に1日に必要なビタミンやミネラルをどのぐらい摂取できるのかまとめてみました。

充足率
バナナ100g食べた場合に20代女性が1日に必要な各栄養素をどの程度摂取できるかを示した割合。

*1 推定平均必要量:ナトリウム
*2 推奨量:カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、モリブデン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC
*3 目安量:カリウム、リン、マンガン、クロム、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、パントテン酸、ビオチン

日本食品標準成分表2020年版(八訂)、日本人の食事摂取基準(2020年版)から計算。

バナナの栄養成分

バナナはカテゴリー6に分類されます!

バナナは食品カテゴリーマップの分類ではカテゴリー6となります!

果糖や砂糖を含むところがカテゴリー6の特徴です。

バナナ以外にもみかんやリンゴ、お菓子やジュースもカテゴリー6に分類されます。

キウイやリンゴとの違いはどこにある?

バナナと同じ果物であるキウイやリンゴの栄養価とどのような違いがあるのか調べてみました。(可食部100gで比較)

 

まずはカロリー・三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)です。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 バナナ/生、りんご/皮なし/生、キウイフルーツ/緑肉種/生より

カロリーやたんぱく質、炭水化物はキウイやリンゴよりもバナナの方が多いようです。

そして、脂質は同量含まれているようです。

 

続いて、ビタミンです。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 バナナ/生、りんご/皮なし/生、キウイフルーツ/緑肉種/生より

ビタミンA(粘膜や皮膚を保つ役割や視覚を維持する働きを持つ)ビタミンB1(糖質をエネルギーに変換させる働きがある)は、キウイやリンゴよりもバナナの方が若干多いようです。

一方、葉酸(DNAや赤血球を作る働きを持つ)ビタミンC(活性酸素から守る役割やコラーゲン合成を助ける働きがある)は、バナナやリンゴよりもキウイの方が多いようです。

最後に、ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける働きがある)は、いずれにも含まれていません。

 

最後にミネラルです。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 バナナ/生、りんご/皮なし/生、キウイフルーツ/緑肉種/生より

カリウム(体水分量を調節する役割や筋肉を収縮させる働きを持つ)は、キウイやリンゴよりもバナナの方が多いようです。

一方、ナトリウム(体内の水分量を調節する働きがある)カルシウム(骨や歯の材料という役割や筋肉の動きを保つ働きがある)は、バナナやリンゴよりもキウイの方が若干多いようです。

そして、鉄(赤血球の材料という役割を持つ)は、リンゴよりもバナナやキウイの方が若干多いようです。

 

ちなみに、キウイやリンゴもバナナと同様にカテゴリー6に分類されます。

バナナを使ったミックスジュースやスムージーを飲んで、ビタミンB6やカリウムを摂取しましょう☆

また、カテゴリー1のおむすびやパン、カテゴリー2の肉や魚、カテゴリー3の野菜や海藻を食べて、毎食カテゴリー1・2・3が揃うようにしましょう☆

食品カテゴリーマップについてはYouTube動画もチェック!

YouTubeにて、一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会代表理事の岩崎真宏が食品カテゴリーマップについての解説動画をアップしています。

気になる方はぜひご視聴ください☆

The video could not be loaded.

栄養学の資格「栄養コンシェルジュ®」気になる【内容・難易度・合格率・料金・評判・口コミ】を解説します

栄養の基礎の基礎からカロリー計算の知識と技術を身につけ、家族や友人のカロリー設定を実践できる応用力まで身につく栄養の資格、栄養コンシェルジュ!

栄養や医学の予備知識がない一般の方々(学生、会社員、主婦の皆様)も多く受講している栄養コンシェルジュの気になる【内容・難易度・合格率・料金・評判・口コミ】を解説します。

解説記事はこちらをクリック>https://nutrigence.jp/media/kiji.php?n=826

栄養コンシェルジュ講座への申込みや受講料の支払い方法が分からない、受講方法について相談したい、受講日程をカスタマイズしたいなどのご相談はいつでもお問い合わせください☆

お電話でのお問い合わせ
06-6599-9404
メールでのお問い合わせ
栄養コンシェルジュホームページお問い合わせフォーム

LINEでのお問い合わせ
栄養コンシェルジュ協会【公式】アカウント

栄養コンシェルジュの紹介資料はこちらからダウンロードできます☆
栄養コンシェルジュ紹介資料ダウンロードページ

一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会

土肥慎司

ヘルスケア会社に勤務し、健康管理に関するシステムや商品の開発に携わり、
また専門学校にて栄養学の講師を担当。
その傍ら、スポーツ選手や保護者、スポーツ関係者への栄養セミナー、栄養サポートを展開。
自身も高校まで野球をしていた経験から、選手目線での提案を心掛け、
栄養士が考える100 点の食事を押し付けるのではなく、
選手や家族、チームのライフスタイルを踏まえたうえでのアドバイスに取り組んでいる。