- ダイエット
減量（ダイエット）中はエネルギー、脂質、糖質の過剰摂取に注意が必要です。また、減量食は全体的に食事摂取量が減ることからビタミンやミネラルなど微量栄養素が不足しがちです。
野菜（食品カテゴリーマップのカテゴリー3）は、低カロリー、低脂質、低糖質かつ微量栄養素が豊富で減量中でも安心して取り入れられます。
本記事では、野菜の中でも特に低カロリーでダイエット、ボディメイク、肥満の予防・改善目的の方におすすめしたい野菜をご紹介します。
【チンゲン菜（生）の栄養成分 可食部100g】
エネルギー：9 kcal
たんぱく質：0.6 g
脂質：0.1 g
炭水化物：2.0 g
食物繊維：1.2 g
カルシウム：100 mg
数値は日本食品標準成分表2020年（八訂）参考
【管理栄養士 コメント】
チンゲン菜は100g当たり9kcalと野菜の中でもトップクラスに低カロリーです。ブロッコリーが100gあたり37kcalであることから、かなりカロリーが低いことがわかります。
減量（ダイエット）では、体内にエネルギーの不足状態を作り、不足するエネルギーを自分自身の体脂肪分解で補う状況を作ることが原則となります。
当然、高カロリーな食べ物を食べ過ぎる（摂取エネルギー過剰）と体脂肪を分解する状況が作り出せません。ダイエットどころか肥満してしまい、健康を害してしまいます。チンゲン菜を食事にとり入れることで、摂取エネルギーが減るダイエット中でも満腹感を得ることができ、ストレスなくダイエットを続けることができます。
また、チンゲン菜はカルシウムを多く含んでいることから、チンゲン菜投資によりカルシウム不足が原因の骨密度低下を避けることができます。
【レタス（生）の栄養成分 可食部100g】
エネルギー：11 kcal
たんぱく質：0.6 g
脂質：0.1 g
炭水化物：2.8 g
食物繊維：1.1 g
カリウム：200 mg
数値は日本食品標準成分表2020年（八訂）参考
【管理栄養士 コメント】
レタスは成分の90％以上が水分で、とてもカロリーが低い野菜です。独特なクセも少なく、食事の中にふんだんに取り入れることができます。
ミネラルの一種であるカリウムを多く含んでいます。カリウムはナトリウムを排出する働きがあり、塩分の摂り過ぎを調節してくれます。
濃い味付けを好む方、浮腫みやすい方はカリウムが多いレタス投資を始めてみましょう。
【ふき（生）の栄養成分 可食部100g】
エネルギー：11 kcal
たんぱく質：0.3 g
脂質：0 g
炭水化物：3.0 g
食物繊維：1.3 g
数値は日本食品標準成分表2020年（八訂）参考
【管理栄養士 コメント】
春が旬のふきは、チンゲン菜やレタスと同じ低カロリーな野菜です。ダイエット中に控えたい脂質が0g、低糖質かつ高食物繊維で体重管理に貢献します。
ミネラルは豊富ですが、比較的各種ビタミン含量が少ないことから、ふき投資に加えて色の濃い緑黄色野菜も食事に取り入れましょう。
野菜は低カロリー、低糖質、低脂質であり、ビタミンやミネラルも補給できることからダイエットで積極的にとり入れたい食材です。
現在、日本人の平均的な1日野菜摂取量は280gであり、厚生労働省が目標とする350g以上に達していません。
野菜不足はビタミンやミネラルなど微量栄養素の不足にもつながりかねないので、ダイエット中の方はもちろん健康管理に取り組む方も是非、本日ご紹介したおすすめ野菜を取り入れてみてください。
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