• 食品

【管理 栄養士 監修】冬瓜のカロリーや栄養、キュウリやズッキーニとの違いなどについて栄養コンシェルジュがご紹介

7月10日は《冬瓜の日》です!
冬瓜の日となった由来や冬瓜のカロリーや栄養成分を他の食べ物と比較しながらまとめてみました。

7月10日が《冬瓜の日》となるのはなぜ?

『夏は冬瓜(な→7、つはとう→10、がん)』という語呂合わせから7月10日を《冬瓜の日》と制定したようです。

冬瓜は煮物やすまし汁、スープ、ひき肉のあんかけなどの料理で食べられている食材ですね☆

冬瓜にはビタミンCやカリウムが豊富!

冬瓜100gに含まれるカロリーと三大栄養素は以下の通りです。

カロリー:15kcal
たんぱく質:0.5g
脂質:0.1g
炭水化物:3.8g

 

また冬瓜はビタミンC(活性酸素から守る役割やコラーゲン合成を助ける働きがある)カリウム(体水分量を調節する役割や筋肉を収縮させる働きを持つ)を豊富に含んでいる食品です。

冬瓜以外にも野菜(ゴーヤ小松菜など)や果物(みかんやいちごなど)にもビタミンCは多く含まれています。

そこで20代女性が冬瓜100gを食べた場合に1日に必要なビタミンやミネラルをどのぐらい摂取できるのかまとめてみました。

冬瓜の栄養成分

冬瓜はカテゴリー3に分類されます!

冬瓜は食品カテゴリーマップの分類ではカテゴリー3となります!

ビタミンやミネラル、食物繊維を含むところがカテゴリー3の特徴です。

冬瓜以外にも海藻やきのこ、こんにゃくもカテゴリー3に分類されます。

きゅうりやズッキーニとの違いはどこにある?

冬瓜はウリ科の野菜です。

同じウリ科の野菜であるキュウリやズッキーニと栄養価にどのような違いがあるのか調べてみました。(可食部100gで比較)

まずはカロリー・三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)です。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 とうがん/果実/生、きゅうり/果実/生、ズッキーニ/果実/生より

カロリーやたんぱく質は冬瓜やキュウリよりもズッキーニの方が若干多いようです。

一方、炭水化物はキュウリやズッキーニよりも冬瓜の方がわずかに多いようです。

そして、脂質は同量含まれているようです。

 

続いて、ビタミンです。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 とうがん/果実/生、きゅうり/果実/生、ズッキーニ/果実/生より

ビタミンA(粘膜や皮膚を保つ役割や視覚を維持する働きを持つ)は、冬瓜やズッキーニよりもキュウリの方が多いようです。

また、ビタミンB1(糖質をエネルギーに変換させる働きがある)葉酸(DNAや赤血球を作る働きを持つ)は、冬瓜やキュウリよりもズッキーニの方が若干多いようです。

そして、ビタミンC(活性酸素から守る役割やコラーゲン合成を助ける働きがある)は、キュウリやズッキーニよりも冬瓜の方が多いようです。

最後に、ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける働きがある)は、いずれにも含まれていません。

 

最後にミネラルです。

※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 とうがん/果実/生、きゅうり/果実/生、ズッキーニ/果実/生より

カリウム(体水分量を調節する役割や筋肉を収縮させる働きを持つ)鉄(赤血球の材料という役割を持つ)は、冬瓜やキュウリよりもズッキーニの方が多いようです。

また、カルシウム(骨や歯の材料という役割や筋肉の動きを保つ働きがある)は、冬瓜やズッキーニよりもキュウリの方が若干多いようです。

そして、ナトリウム(体内の水分量を調節する働きがある)は同量含まれているようです。

 

ちなみに、キュウリやズッキーニも冬瓜と同様にカテゴリー3に分類されます。

冬瓜が分類されるカテゴリー3の食品を毎食揃えて、健康投資をしませんか?

食品カテゴリーマップについてはYouTube動画もチェック!

YouTubeにて、一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会代表理事の岩崎真宏が食品カテゴリーマップについての解説動画をアップしています。

気になる方はぜひご視聴ください☆

The video could not be loaded.

栄養学の資格「栄養コンシェルジュ®」気になる【内容・難易度・合格率・料金・評判・口コミ】を解説します

栄養の基礎の基礎からカロリー計算の知識と技術を身につけ、家族や友人のカロリー設定を実践できる応用力まで身につく栄養の資格、栄養コンシェルジュ!

栄養や医学の予備知識がない一般の方々(学生、会社員、主婦の皆様)も多く受講している栄養コンシェルジュの気になる【内容・難易度・合格率・料金・評判・口コミ】を解説します。

解説記事はこちらをクリック>https://nutrigence.jp/media/kiji.php?n=826

栄養コンシェルジュ講座への申込みや受講料の支払い方法が分からない、受講方法について相談したい、受講日程をカスタマイズしたいなどのご相談はいつでもお問い合わせください☆

お電話でのお問い合わせ
06-6599-9404
メールでのお問い合わせ
info@nutrition-concierge.com
LINEでのお問い合わせ
栄養コンシェルジュ協会【公式】アカウント

栄養コンシェルジュの紹介資料はこちらからダウンロードできます☆
栄養コンシェルジュ紹介資料ダウンロードページ

一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会

土肥慎司

ヘルスケア会社に勤務し、健康管理に関するシステムや商品の開発に携わり、
また専門学校にて栄養学の講師を担当。
その傍ら、スポーツ選手や保護者、スポーツ関係者への栄養セミナー、栄養サポートを展開。
自身も高校まで野球をしていた経験から、選手目線での提案を心掛け、
栄養士が考える100 点の食事を押し付けるのではなく、
選手や家族、チームのライフスタイルを踏まえたうえでのアドバイスに取り組んでいる。