- 社会活動・食育活動
一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会(事務局:大阪)は、2025年4月より、学校法人三幸学園が運営する「こども専門学校(学校:全国)」にて「プラクティス栄養学」プログラムを新たに開始します。このカリキュラムは、学生たちが食事管理と栄養学の基礎を学び、保育者としての食事管理と保育現場で求められる栄養学を身につけることを目的として保育士を目指す生徒を対象に行います。
新カリキュラム「プラクティス栄養学」は、保育者を対象にカスタマイズしたテキストを用いて学習します。
・実生活で使える栄養学を学び基本的な食事管理方法を習得
・子供から大人まで体と栄養の関係の基礎知識を得る
・食品表示や加工食品と選び方を知る
・保育士の職業特性に合わせてカスタマイズしたテキストと内容
*「プラクティス栄養学」は美容師や看護師など他職種にもカスタマイズ可能
初年度となる2025年度は3年生の食育実践Ⅰの授業を受ける生徒が対象となる。
50分間を1コマとして前期30コマ、後期30コマの単位を修了することでこども栄養アドバイザー修了証を授与する。
修了証取得者は様々な現場に特化した「栄養実践管理士」の資格取得講座の受講が可能となる。
この資格は、保育の現場で求められる「こどもの食と栄養」について、科学的かつ実践的に学べる教育プログラムです。保育士を目指す学生が、成長発達の観点から栄養を捉え、適切な食の支援ができる人材となることを目指します。
カリキュラムの中心教材となるのは、一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会が開発した専用テキスト『プラクティス栄養学 こどものための栄養』。
本書では、こどもの成長と栄養の関係、食材選び、アレルギー対応、保育者自身の健康管理まで、保育現場に直結する内容を網羅しています。
特に、一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会が作成した栄養教育ツールである「食品カテゴリーマップ®」を活用した食材分類とバランス食の考え方は、実践的な学びとして高く評価されています。
【テキスト目次】
第1章:保育者にとって大切な栄養
栄養によるコンディショニング/保育者が栄養を学ぶ意味第2章:こどもの発達と栄養
小児期の食生活/脳と身体の発達と栄養第3章:食品を選択する
食品群と栄養/「食べ方を知るためのツール」の活用第4章:食品の栄養と働き
食品カテゴリーマップによる7つのカテゴリー解説/三大・五大栄養素の基礎第5章:こどもの免疫とアレルギー
水分補給/免疫とライフスタイル/アレルギーと栄養第6章:こどもの栄養と未来
食品表示の見方/多様な食文化への理解/保育者の健康と食習慣
食育の重要性がますます高まる中、保育の専門知識とともに「栄養の目」を持つ人材が社会から求められており、今回のカリキュラムで健康の自己管理能力向上と健康における職場環境の改善、食育の強化、保育士と保育者の栄養学的不安解消を目指します。
「栄養で人と未来を輝かせる。」を理念とする健康教育活動の支援団体。管理栄養士や医師、医療従事者、医学博士、運動指導者、アスリートで組織され科学的かつ実践的で楽しい健康教育を提供。実践力習得に特化した栄養学習プログラムにより、多様なライフスタイルや目的に合わせて効果を発揮する栄養コンサルティングを実践できる「栄養コンシェルジュⓇ」の養成および活動支援を行っている。
学校法人三幸学園が運営する「こども専門学校」では、授業だけでなく、実習・学校行事・就職活動など、学校生活すべてを通して保育者に必要な力を育む教育環境が整えられています。
一人ひとりの学生が、段階的に実践力を身につけていけるよう、体系的なカリキュラムと丁寧なサポート体制が用意されており、保育園・幼稚園・認定こども園・児童福祉施設など、さまざまな保育現場で活躍できる保育者の育成を目指しています。
一般社団法人 日本栄養コンシェルジュ協会
大阪府大阪市淀川区東三国6-19-2エスケービル4F
電話: 06-6599-9404
FAX:06-7635-9083
メール: info@nutrition-concierge.com