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お酒のアルコール表記「度数」と「%(パーセント)」の違いを簡単解説。適度な飲酒(適量)とは, アルコール量の目安 g(グラム), 栄養コンシェルジュ監修

お酒はアルコールが含まれている飲み物のことをいいますが、正確には「アルコール分1度以上の飲料」と酒税法で定義されています。
日本酒の成分表示を確認すると「アルコール分:15度」など度数が表示されていますが、ウイスキーの成分表示を確認すると「アルコール分:40%」と度数ではなく%(パーセント記号)で表示されており、度数と%の違いについて疑問に思われた方は少なくはないと思います。
本記事では、この「度数」と「%」の違いや、一日に適量とされているアルコール量まで簡単に解説します。

お酒の定義と分類

お酒とは「アルコール分1度以上の飲料(飲用に供し得る程度まで水等を混和してそのアルコール分を薄めて1度以上の飲料とすることができるものや水等で溶解してアルコール分1度以上の飲料とすることができる粉末状のものを含みます。)」と酒税法で定義されています。

アルコール(エタノール)を含む酒類は、①発泡性酒類、②醸造酒(じょうぞうしゅ)類、③蒸留酒(じょうりゅうしゅ)類、④混成酒(こんせいしゅ)類の4種に分類されており、ウイスキー、ブランデー、焼酎など③蒸留酒類は、醸造酒類や混成酒類よりもアルコール度数が高く60%を超えるものもあります。

詳しくは「酒税法」をチェック:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=328AC0000000006

「度数」と「%(パーセント)」の違い

例えば日本酒では「アルコール分:15度」など度数が表示されており、ウイスキーでは「アルコール分:40%」と度数ではなく%(パーセント記号)で表示されています。度数と%表記の違いについて疑問に思われた方は少なくはないと思います。

結論から言うと「度」と「%」は同じです。

ビールに「アルコール分:5%」と表記されていたら、「度」も「%」も同じ意味になるので「アルコール分:5度」でもあるのです。

適度な飲酒(適量)とは?アルコール量の目安

厚生労働省では、節度ある適度な飲酒について「1日平均純アルコールで約20g程度」としています。

【1日約20g程度になる飲酒量(適量)】

☑ ビール:中瓶1本(500ml)

☑ 日本酒:1合(180ml)

☑ ウイスキーやブランデー:ダブル1杯(60ml)

☑ 焼酎:0.5合(90ml)

☑ ワイン:2杯(240ml)

当然、肝機能に異常があったり、少量でも顔が赤くなったり、主治医や管理栄養士から禁酒や減酒を指導されている場合は、上記の量を飲んでいいわけではないので注意が必要です。

毎日の飲酒が適量を超えている場合は、一度飲酒習慣を見直してみると良いかもしれません。

まとめ

お酒(アルコール)は少量であればストレス発散になったり、コミュニケーションツールとして人間関係を良くしたりするなど多くのメリットがあります。しかし、過度な飲酒は内臓に負担がかかりすぎて病気になったり、築き上げてきた人間関係を壊してしまうこともあります。

お酒を選ぶときは、表記されている「度数」や「%」を確認するようにして、アルコールの割合が少ない商品を選ぶようにしてみるのも良いですね。

日本栄養コンシェルジュ協会の食品カテゴリーマップ®では、酒類はカテゴリー7番に位置づけています。嗜好品のカテゴリーになるので、種類を問わず一生楽しめる程度の量や頻度で健康管理をしながら付き合っていくことをおすすめしています。

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