- ダイエット
エネルギー産生栄養素(三大栄養素)の1つである脂質は、1gあたり9kcalと少量でも高エネルギーで、生存のために優先的に体脂肪へと変換されます。つまり、ダイエットでは脂質摂取量が過剰にならないように管理する必要があります。
本記事では「洋菓子」と「和菓子」に含まれる脂質量をランキング形式で紹介します。ダイエット期間中でも甘い物を食べたい方必見です。
英語のdiet(ダイエット)は日常的に摂取する「飲食物」を意味します。日本では「体重を減らす」という意味で広く使われています。
しかし、〝体重を減らす〟ことにこだわりすぎて極端な食事制限を行うと、筋肉や骨量まで減らしてしまいリバウンドや骨密度低下の原因となります。確かに体重は減りますがこれは問題です。
本当のダイエットとは、体重ではなく過剰に蓄積した〝体脂肪を減らす〟ことをいうのです。
脂質は1gあたり9kcalと少量で高エネルギーで、飢餓など食べ物が食べられない緊急事態に備え、優先的に「体脂肪」という形で蓄積されます。
このことから、ダイエットや健康管理では脂質(油脂類)が多い食べ物の過剰摂取を避け、体脂肪量を管理することが基本となります。
減量中のお菓子選びのポイントは「お菓子の脂質量」をチェックすることから始まります。
減量中のお菓子選びのポイントは「脂質量」にあり!
よくある洋菓子と和菓子の脂質量をランキング形式で紹介します。
お菓子選びの参考にしてみてください。
よく食べられている洋菓子100g当たりの脂質量
1位 チョコレート:39.5 g
2位 リーフパイ:35.5 g
3位 ポテトチップス:35.2 g
4位 ビスケット:27.6 g
5位 チーズケーキ:27.5 g
6位 マドレーヌ:27.3 g
7位 ドーナッツ:20.2 g
8位 プレッツェル:18.6 g
9位 アップルパイ:17.5 g
10位 サブレ:16.6 g
11位 ショートケーキ:15.2 g
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」参考
チョコレートが洋菓子の中でも高脂質となるので、ダイエット中の方はもちろん、健康管理においても食べ過ぎには注意しましょう。
よく食べられている和菓子100g当たりの脂質量
1位 芋かりんとう:20.6 g
2位 揚げせんべい:17.4 g
3位 おのろけ豆:13.6 g
4位 かりんとう:11.6 g
5位 げっぺい:8.5 g
6位 まんじゅう:6.0 g
7位 カステラ:5.0 g
8位 ゆべし:3.5 g
9位 どら焼き:3.2 g
10位 タルト:3.0 g
11位 ボーロ:2.1 g
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」参考
和菓子は洋菓子と比較すると比較的低脂質であることがわかります。かりんとうや揚げせんべいは高脂質となるので、ダイエット中は「揚げる」系の和菓子は控えめにしておきましょう。
脂質が少ないお菓子は以下となります。
☑ ゼリー:0g
☑ マシュマロ:0 g
☑ ようかん:0.1 g
☑ ういろう:0.2 g
☑ きびだんご:0.3 g
☑ マロングラッセ:0.3 g
☑ かしわもち:0.4 g
☑ だんご:0.4 g
☑ 大福:0.5 g
☑ 八つ橋:0.5 g
☑ 甘納豆:0.6 g
☑ しょうゆせんべい:1.0 g
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」参考
ゼリーやマシュマロは脂質が0gで、脂質摂取による体脂肪増加が起こりませんのでおすすめです。
ただし、お菓子には砂糖が使われているものが多いことから、砂糖含量にも注意して上手にお菓子と付き合っていきましょう。
☑ 脂質は体脂肪として蓄積される性質がある。
☑ 洋菓子より和菓子の方が比較的低脂質。
☑ ダイエットでは脂質が少ないお菓子がおすすめ。
果物も低脂質なので参考にしてみてください☆
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