- レシピ
本記事では、春の魚「鰆(さわら)」を使ったレシピを管理栄養士で調理師の土生亜衣先生に解説いただきます。
準備する材料
【さわらのムニエル】
☑ さわら:2切れ(1切れ100g前後)
☑ 岩塩:適量
☑ ブラックペッパー:適量
☑ 薄力粉:小さじ1杯
☑ オリーブオイル:小さじ1杯
☑ 白ワイン:大さじ1杯
【マスタードクリームソース】
☑ 生クリーム:大さじ3杯
☑ 豆乳(牛乳でもOK):大さじ1杯
☑ マスタード:小さじ1杯
☑ コンソメ:3つまみ程
☑ 岩塩:適量
☑ ブラックペッパー:適量
☑ ピンクペッパー:適量
【ほうれん草のソテー】
・ほうれん草:50g
・オリーブオイル:小さじ1杯
・塩コショウ:適量
※上記は二人前の材料となります
それでは早速調理に取りかかりましょう☆
調理手順①:さわらに塩を少々ふって、出てききた水分をペーパーで拭き取りましょう。
【ポイント】余分な水分が抜けて、臭みが取れます☆
調理手順②:岩塩とブラックペッパーを両面にふりかけましょう。
調理手順③:小麦粉をまぶしましょう。
※このとき茶こしを使うと小麦粉をきめ細かくふるうことができます。
【ポイント】小麦をまぶすことで旨味を閉じ込め、表面がカリっと香ばしく焼きあがります☆
調理手順④:フライパンにオリーブオイルをひいて温めたら、皮面からカリっと焼いていきます。
【ポイント】綺麗な焼き目がついて、盛り付けも綺麗に仕上がりますよ☆
調理手順⑤:皮面に焼き色がついたら、裏返して火を止めて、白ワインを入れましょう。
【ポイント】必ず火を止めてから入れましょう。火を止めないと蒸発したアルコールに引火してしまうからです。
調理手順⑥:再び火をつけて、さらわを蒸しましょう。
【ポイント】蒸すことで水分を逃がさず、ふわっと仕上がります☆
調理手順⑦:蒸している間に、ほうれん草のソテーを別のフライパンで作り、お皿の真ん中に盛り付けておきます。
【ポイント】さわらの土台になるように盛り付けるとよいですね☆
調理手順⑧:さわらに火が通ったら、盛り付けたほうれん草の上にのせましょう。
調理手順⑨:さわらを焼いたフライパンに、マスタードクリームソースの材料を全て入れて、軽く煮詰めて味を整えます。
調理手順⑩:さわらのまわりにソースを盛り付けて、最後にピンクペッパーを飾ったら完成☆
今回ご紹介したレシピの栄養価は以下となります。
【鰆のマスタードクリームソースの栄養価(1人分)】
エネルギー:445kcal
たんぱく質:23.6g
脂質:37.0g
炭水化物:8.3g
塩分:約2.6g
食物繊維:1.5g
【栄養管理のための食品カテゴリーマップと献立】
・鰆はカテゴリー2Cに分類されます。
・ほうれん草はカテゴリー3に分類されます。
鰆(さわら)は、体長1mになる大型魚です。ブリやスズキのように成長により名前が変わることから「出世魚」として知られ、大変縁起が良い魚です。
魚の中でも脂質が少ないため、今回のレシピのようにムニエルやクリームソースなど油と合わせた料理と相性抜群!
カルシウムの吸収を助けるビタミンDが多く含まれるため、骨を強くしたいシニアや成長期の子供には特におすすめの食材といえますね。
いかがでしたか?
是非、今夜は春のお魚「鰆」を美味しく楽しく調理してみてください☆