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【管理栄養士 監修】冬至の由来と食べ物|5分でわかる栄養コンシェルジュと学ぶ行事食

冬至とは?

冬至とは1年で1番夜が長く、昼が短い日を指します。(北半球の場合)

つまり、太陽が出ている時間が短いということです!

また冬至の日は「二十四節気」というものからきており、毎年固定というわけではありません。

冬至の日にゆず湯に入るのはなぜ?

冬至→湯治(とうじ)、ゆず→融通(ゆうずう)が利く、という語呂合わせから冬至の日にゆず湯に入る習慣ができたと言われています。

またゆずの香りが邪気を祓うというお祓いの意味も込められているそうです。

なぜ冬至の日にかぼちゃを食べるの?

かぼちゃは夏に旬を迎える夏野菜ですが、なぜ冬至の日に食べるのでしょうか。

それはかぼちゃは長期間保存できるという特徴があるからです。

冬至にかぼちゃを食べるようになった当時は今と違い冷蔵庫は当然なく、冬に野菜を食べるのが難しかったようです。
そのため長期間保存可能なかぼちゃを冬至の日に食べて、冬を病気にならずに過ごしたいと考えたようです。

では、そんな長期保存に向くかぼちゃにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?

かぼちゃにはデンプンやビタミンが豊富☆

長期保存に向くかぼちゃにはデンプンやビタミンA、ビタミンCが豊富に含まれています!

デンプンを食べることで私たちヒトはエネルギーを獲得することができます☆

そんなデンプンを多く含む食品にはかぼちゃ以外にご飯やパン、麺などがあります。

これらは食品カテゴリーマップではカテゴリー1に分類されます☆

かぼちゃの栄養

ゆず湯とかぼちゃで年の瀬も元気に過ごしましょう!

一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会

土肥慎司

ヘルスケア会社に勤務し、健康管理に関するシステムや商品の開発に携わり、
また専門学校にて栄養学の講師を担当。
その傍ら、スポーツ選手や保護者、スポーツ関係者への栄養セミナー、栄養サポートを展開。
自身も高校まで野球をしていた経験から、選手目線での提案を心掛け、
栄養士が考える100 点の食事を押し付けるのではなく、
選手や家族、チームのライフスタイルを踏まえたうえでのアドバイスに取り組んでいる。