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栄養コンシェルジュと知る《3月20日 未病の日》

なぜ3月20日が《未病の日》?

『未病(み→3、びょう→20)』という語呂合わせから3月20日を《未病の日》としたようです。

特に神奈川県にある「BIOTOPIA」では、株式会社ブルックスホールディングスが大井町と共に未病改善に力を入れているようです。

食事や運動、癒しを軸に健康的な社会の実現に取り組んでいます。

未病とは?

一般社団法人 日本未病学会によると「未病」とは、

「自覚症状はないが検査では異常がある状態」と「自覚症状はあるが検査では異常がない状態」を合わせて「未病」としています。

とのことです。

「自覚症状はないが検査では異常がある状態」は西洋医学的な未病、「自覚症状はあるが検査では異常がない状態」は東洋医学的な未病と考えられています。

東洋医学については2ッ星栄養コンシェルジュの髙橋宏尚さんが下記の記事で解説しています。
栄養学を異分野からアプローチ!あなたの知らない東洋医学(薬膳、漢方)を栄養コンシェルジュがお伝えします

未病へのアプローチの重要性

ここで医療費について見てみましょう。

厚生労働省のデータ【国民医療費の概況】によると、

平成11年(1999年)では30兆7,019億円、平成21年(2009年)では36兆67億円、令和元年(2019年)では44兆3,895億円と増加の一途を辿っています。

このため管理栄養士やトレーナー・インストラクターなどの健康従事者、理学療法士や柔道整復師などの医療従事者などの活躍によって病気になる前のアプローチが大切となります。

健康診断の結果から自覚症状がないが検査値では異常がある方へ運動や栄養の観点からアドバイスすることで、病気を遅らせることに繋がります。

また血液検査では異常がなくても不調を訴える方のお悩みを解消することで、健康に暮らしていくことが可能になります。

西洋医学的な未病にも、東洋医学的な未病にもアプローチできる人材が求められています。

栄養で人と未来を輝かせていきましょう☆

一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会

土肥慎司

ヘルスケア会社に勤務し、健康管理に関するシステムや商品の開発に携わり、
また専門学校にて栄養学の講師を担当。
その傍ら、スポーツ選手や保護者、スポーツ関係者への栄養セミナー、栄養サポートを展開。
自身も高校まで野球をしていた経験から、選手目線での提案を心掛け、
栄養士が考える100 点の食事を押し付けるのではなく、
選手や家族、チームのライフスタイルを踏まえたうえでのアドバイスに取り組んでいる。